淋病
概要
淋菌は、クラミジアと並んで性感染症の原因となる菌の中で頻度が多いものになります。淋菌はナイセリア属という菌の種類に属しますが、その中でナイセリア・ゴノレアというタイプが性感染症を引き起こします。同じナイセリア属の中には、口腔内などにいる常在菌(悪さをしない)も存在します。
潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)
2~7日
感染部位
尿道、咽頭、精巣、結膜
症状
- 尿道→排尿時痛、排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、白い膿~黄色い膿~緑色の膿
- 咽頭→咽頭違和感、咽頭痛
- 精巣→睾丸の腫れ、睾丸の痛み、微熱
- 結膜→強い充血、眼痛、大量の目やに、重症化すると角膜に孔があき失明しうる
検査
尿検査(迅速検査、精密検査)、うがい検査(精密検査のみ)
※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。
治療
抗生物質の内服、筋肉注射、点滴の中で状況に合わせて最適なものを選択
料金表
検査
- 淋菌(尿)
- 淋菌(咽頭)
- クラミジア+淋菌(尿)同時
- クラミジア+淋菌(咽頭)同時
治療
- 抗生物質内服(1回or7日分)
- 抗生物質筋肉注射(1回)
- 抗生物質点滴(1回、30分)