軟性下疳
概要
軟性下疳とは、軟性下疳菌(Haemophilus ducreyi)による性感染症です。日本では戦後直後に時々見られましたが、最近ではほとんど発生しておらず、あるとすると東南アジアで感染してそれが日本に帰国後に発症する形です(輸入性感染症)。潜伏期間が短く痛みも強いので、性行為どころではなく感染が広がることはありません。
潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)
2~7日
感染部位
亀頭、冠状溝、ソケイ部
症状
亀頭、冠状溝→辺縁がギザギザの深い潰瘍ができて、接触による痛みが非常に強い。
ソケイ部→リンパ節もが大きく腫れ、圧痛が強い。
検査
症状や視診から診断は容易であり、培養検査は可能であるが培養成功する確率は低いため、検査は実施しないのが一般的。
治療
抗生物質の内服
料金
検査
検査はありません
治療
- 抗生物質内服(1回or7日分)・・・7000円