ケジラミ症
概要
ケジラミ症は、吸血性昆虫であるケジラミによる性感染症です。似た名前に、「アタマジラミ」や「コロモジラミ」がありますが、前者は保育園などの集団、後者は不衛生な環境で発生し性感染症ではありません。ケジラミは毛の根元に卵を産み付け、セメントのようなもので固めます。そして、成虫になるまでに3~4週間、成虫になってから3~4週間生き、その間に30~40個の卵を産みます。
潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)
1~2ヵ月
感染部位
陰毛がメイン、その他の毛が生えている部分にも感染しうる
症状
寄生部位の激しいかゆみ
検査
虫体や虫卵を顕微鏡で観察(虫体は1㎜くらいなので肉眼でも見える)
※裏ワザとして、、、白い下着を履き、ケジラミの糞である茶色い粉状のものを確認することでケジラミを認識できることもある
治療
- 外用薬(保険診療で使用できるものは無く、自費診療または市販薬での治療になります)
- 剃毛(ただし、剃毛すると居場所を失ったケジラミが他の毛を求めて移動することがある)
料金表
検査
検査はありません。視診で診断します。
治療
- 外用薬(1本)